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京都芝1200mのトリセツ

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コース別攻略(京都芝1200m編)

京都芝1200mの特徴と攻略の仕方について検討していきます。

コース特徴

京都芝1200mコース形態
スタート地点は向正面直線半ば付近で、3コーナーにかけて上り坂でそこから4コーナーにかけて下り坂、最後の直線は平坦となっている。※3~4コーナーのカーブは内回りを使用 
直線距離はAコース使用時は328m、B,C,Dコース使用時は323mと短め。※最後の直線距離は中央場所の中で中山についで短い

脚質の優劣

まず、大前提として京都芝1200m戦は『逃げ馬には常に注意』となります。その事実を確認するために、過去5年の京都芝1200m戦の脚質別の成績を見てみます。※2017年1月24日現在の数値となります

京都芝1200m脚質別成績

逃げ:勝率 25.9%/複勝率 54.4%
先行:勝率 11.9%/複勝率 33.7%
差し:勝率 4.5%/複勝率 16.4%
追込:勝率 1.6%/複勝率 8.0%
⇒一目瞭然ですが、逃げ馬の成績が抜けて良いです。ただ、この事実が世間ではあまり浸透していないのか、単勝回収値:341複勝回収値:211という驚異的な数字を記録しています。

【結論1】京都芝1200mは逃げ馬をベタ買いするだけで大幅プラスが期待できる

重賞の歩き方

京都芝1200mの全体の傾向は分かりましたので、続いて、この舞台で開催される重賞について見ていきたいと思います。
[対象]
シルクロードS(G3/ハンデ戦)
京阪杯(G3/別定戦)

まずは、両重賞でも逃げ馬ベタ作戦が成り立つかについて見てみます。各重賞の過去10年の逃げ馬の成績を振り返ってみましょう。

シルクロードS過去10年の逃げ馬成績

2016年:ローレルベローチェ 2着(5番人気)
2015年:アンバルブライベン 1着(2番人気)
2014年:レディオブオペラ 2着(1番人気)
2013年:アイラブリリ 15着(1番人気) 
2012年:エーシンダックマン 2着(2番人気)
2011年:ティファニーケイス 15着(9番人気)
2010年:ショウナンカザン 2着(4番人気)
2009年:サープラスシンガー 5着(3番人気)
2008年:アストンマーチャン 10着(1番人気)
2007年:ディバインシルバー 7着(16番人気)
⇒2016年のローレルベローチェが押し上げていることもあり複勝回収値はかろうじて117を記録していますが、10年間で2番人気での1勝のみで単勝回収値は44という成績。連対率は5割ありますが、1番人気で2度の大敗があるように型どおり逃げ馬に重い印を打っておけばいいというレースはないようです。

京阪杯過去10年の逃げ馬成績

2016年:ネロ 1着(2番人気)
2015年:ベルカント 4着(2番人気)
2014年:アルバンブライベン 1着(5番人気)
2013年:アイラブリリ 2着(8番人気)
2012年:ハクサンムーン 1着(10番人気)
2011年:ナイアード 4着(12番人気)
2010年:エーシンダックマン 11着(11番人気)
2009年:グッドキララ 16着(17番人気)
2008年:ウエスタンビーナス 4着(7番人気)
2007年:サープラスシンガー 9着(5番人気)
⇒こちらは、シルクロードSとはうって変わって、10年間で3勝しています。また、馬券に絡んだ馬のほとんどが穴馬となっているために、単勝回収値:495、複勝回収値:255というまさに京都芝1200mを象徴するような成績となっています。

2重賞でここまで大きな違いが発生するのは何故でしょう、この理由について深掘りをしてみます。理由として考えられるのは以下の3点でしょうか。
・別定戦とハンデ戦の違い
・馬場状態の違い
・開催時期の違い

別定戦とハンデ戦の違い

・シルクロードS:ハンデ戦
・京阪杯:別定戦
⇒通常であればハンデ戦のシルクロードSの方が、単勝回収値および複勝回収値が高くなっても良さそうですが、逃げ・先行有利な馬場で開催される淀単距離Sで逃げて結果を出した馬が、シルクロードSでは重い斤量が設定されて人気になるも結果が残せないという流れが存在するために各数値を引き下げている結果となります。

馬場状態の違い

・シルクロードS:2連続開催の5週目
・京阪杯:2連続開催の8週目
⇒こちらも開催が進む京阪杯の方が逃げ馬には厳しい条件になりそうですが、こちらは使用コースの違いが影響しています。シルクロードSは4週間Aコースを利用した後のBコース1週目(A→A→A→A→B)に対して、京阪杯は4週間Aコース、2週間Bコースを利用した後のCコース2週目(A→A→A→A→B→B→C→C ※年により多少変動)となります。なお、仮柵の距離は、AB間:4m、BC間:3m、CD間:2mとなっていますので、Aコースの4週連続使用後のBコース変更ですと、ちょうどインコースの馬場のみが悪くなっていて逃げ馬に不利になるのです。その後、Cコースに移動するとAコースから合計7m移動することになり、4週連続Aコースで荒れた分は消えてフラットに近い状態になり、逃げ馬も好走できる馬場状態に戻るという訳です。

開催時期の違い

・シルクロードS:高松宮記念2か月前
・京阪杯:スプリンターズS2ヶ月後
⇒短距離界は春の高松宮記念と秋のスプリンターズSがそれぞれ頂上決戦となっています。(G1はちょっと敷居が高いという場合には夏のサマースプリントシリーズが目標になる場合もありますが)そのため、高松宮記念に向けて有力馬が始動し始める時期と、秋の大一番が終わって有力馬は休みに入っている期間とではメンバーの質が変わってきます。条件が下がるほど逃げが決まりやすい傾向がありますので、メンバーの質の下がる京阪杯の方が逃げが決まりやすいという訳です。

【結論2】京阪杯は通常通り逃げ馬中心、シルクロードSは逃げ馬苦戦の傾向

コース替わりについて

上記検討で、コース替わりが展開に大きな影響を与えるということが分かりましたので、各開催の使用コースについても確認をしておきます。

京都開催の使用コース

・第1回京都1週目:Aコース
・第1回京都2週目:Aコース
・第1回京都3週目:Aコース
・第1回京都4週目:Aコース
・第2回京都1週目:Bコース ※連続開催
・第2回京都2週目:Bコース ※連続開催
・第2回京都3週目:Bコース ※連続開催
・第2回京都4週目:Bコース ※連続開催
・第3回京都1週目:Cコース
・第3回京都2週目:Cコース
・第3回京都3週目:Cコース
・第3回京都4週目:Cコース
・第3回京都5週目:Dコース
・第3回京都6週目:Dコース
・第4回京都1週目:Aコース
・第4回京都2週目:Aコース
・第4回京都3週目:Aコース
・第4回京都4週目:Aコース
・第5回京都1週目:Bコース ※連続開催
・第5回京都2週目:Bコース ※連続開催
・第5回京都3週目:Cコース ※連続開催
・第5回京都4週目:Cコース ※連続開催
※2016年での使用コースを掲載
⇒開幕週(第1回、第3回、第4回の1週目)は逃げ馬天国、Cコース→Dコース替わりは仮柵2mのみの移動のため逃げ馬有利には働かず、逆に逃げ馬が苦戦する傾向となっている。

【結論3】逃げ馬を狙うのであれば特に第1回、第3回、第4回の1週目
【結論4】Dコース替わりは逃げ馬有利ではない

得意騎手について

最後に、騎手についても見ておきます。過去5年の京都芝1200mでの成績はこんな感じです。※2017年1月24日現在の数値となります

勝利数

1位:福永 13勝(勝率:21.0%)
2位:浜中 11勝(勝率:15.3%)
3位:幸 8勝(勝率:7.1%)
4位:武豊 7勝(勝率:11.1%)
4位:岩田 7勝(勝率:10.6%)
※ルメールJ(3勝/勝率:12.0%)とデムーロJ(4勝/勝率:21.1%)は騎乗数が少ないためにランク入りできず

複勝率

1位:田中健 複勝率:42.1%
2位:福永 複勝率:41.9%
3位:浜中 複勝率:37.5%
4位:デムーロ 複勝率:36.8%
5位:ルメール 複勝率:32.0%
※田中健Jはほとんどがアンバルブライベンとのコンビでの成績

⇒福永Jと浜中Jが好成績を収めています。トップジョッキーは大抵距離が延びるほど成績が良くなっていくのですが、両名は珍しく短い距離の方が得意なタイプですので、この結果も納得です。また、デムーロJとルメールJも良い結果ですが、他の条件と比較すると劣っていますので、名前だけで飛びつくのは少し危険かもしれません。

【結論5】この条件であれば福永J・浜中>デムーロ・ルメール

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管理人

ぽんなり

ぽんなり

競馬歴18年/一番好きな馬はリージェントブラフ/一番好きな騎手は角田晃一騎手(現調教師)/目標は回収率75%以上(負けは控除率分までに留めたい)
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