一鞍入魂! サラリーマン競馬戦記

フェブラリーS2017_ノイズ消去から導かれる本命候補

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フェブラリーS2017 予想第3弾

2016年の異常性

今年のフェブラリーSの予想のキモは昨年のレースの異常性にあるのかもしれません。去年は過去のデータを大きく覆すような結果となったために、本来は傾向がはっきりとしているレースなのに、その傾向がぼやけてしまっています。昨年の結果をノイズとして扱うことで精度が高まるのではないかと考えます。

フェブラリーS2016の結果

何はともあれ、昨年の結果を振り返ってみようと思います。

フェブラリーS2016
1着:7⃣⑭ モーニン(牡4歳/522㎏)
2着:4⃣⑦ ノンコノユメ(牡4歳/454㎏)
3着:3⃣⑤ アスカノロマン(牡5歳/524㎏)
4着:3⃣⑥ ベストウォーリア(牡6歳/514㎏)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7着:2⃣③ コパノリッキー(牡6歳/532㎏)
10着:1⃣② ホワイトフーガ(牡4歳/500㎏)

⇒重馬場での開催でコースレコードによる4歳馬のワンツーフィニッシュ。稍重馬場での開催であった2009年以来の4歳馬のワンツー、苦戦傾向にあった根岸組から勝ち馬誕生、馬体重450㎏台の馬の連対と過去の傾向上では大波乱の結果となりました。
スピードとパワーが問われる東京ダート1600mですが、重馬場となったこともあり例年よりもスピード重視の傾向になったと理解します。ノンコノユメはマイルよりも長い距離でも結果を出しているタイプですが、軽い馬場向きの切れ味が嵌ったという見方でいいかと思います。なお、スピード重視傾向という条件にはマッチしているとは思えないアスカノロマンの好走に違和感を覚えますが、これは個別に左回りの適正、芝スタートの適正などを精査する必要がありそうです。

【参考】フェブラリーS2009の結果

  1着:サクセスブロッケン(牡4歳)
  2着:カジノドライヴ(牡4歳)
  3着:カネヒキリ(牡7歳)

ノイズチェック

続いて、2016年同様にノイズと言える結果だった年がなかったかどうか考えてみましょう。過去10年で唯一の追い込み馬決着となった2012年はどうでしょう。

フェブラリーS2012
1着:8⃣⑯ テスタマッタ(牡6歳/504㎏)
2着:2⃣③ シルクフォーチュン(牡6歳/470㎏)
3着:5⃣⑩ ワンダアキュート(牡6歳/520㎏)

⇒セイクリムズンの逃げに、トウショウカズン、グランプリボスも絡んだことで先行勢には非常に厳しい展開となり、単勝1.5倍であった前年の覇者トランセンドが7着に沈む結果に。その結果、根岸S組のワンツー、6歳馬のワンツースリー、480㎏馬の連対という過去の傾向から大きく外れるレースとなりました。

これだけの過去の傾向からギャップのある結果ですから、ノイズレース認定をしてもいいでしょう。過去2回の考察で、過去10年の傾向を見てきましたが、過去10年の内2016年と2012年はノイズ認定されましたので、その2年を除外した8年分の結果がフェブラリーSの傾向と言っていいこととなります。

フェブラリーSの傾向・改

フェブラリーSの過去10年の馬体重別成績・改

 440~459kg:勝率0.0%/複勝率16.6%
 460~479kg:勝率0.0%/複勝率0.0%
 480~499kg:勝率7.1%/複勝率17.8%
 500~519kg:勝率2.6%/複勝率26.3%
 520~539kg:勝率16.7%/複勝率23.3%

⇒馬体重の軽い馬の成績不振がより顕著となりました。もともとスピードと同時にパワーも求められる舞台設定なのですが、乾燥する季節のためにパワー重視傾向にシフトしているためと考えています。昨年2着のために有力視されているノンコノユメですが、去勢によりさらに軽くなっていることも踏まえると、かなり厳しい状況であると判断します。
また、パワーが必要よなることで通常よりもスタミナの消費が激しく、マイル以上を走りぬくスタミナが必要となります。そのため、距離延長組よりは距離短縮組の方が有利に働くことが多くなっています。

【参考】根岸S組と東海S組の成績

  前走根岸S:勝率 0.0%/複勝率 4.4%
  前走東海S:勝率 28.6%/複勝率 42.8%
  ※2016年と2012年は除外しています

【参考】調教後の馬体重

  アスカノロマン:534㎏/526㎏(前走)
  インカンテーション:518㎏/512㎏(前走)
  エイシンバッケン:532㎏/526㎏(前走)
  カフジテイク:496㎏/484㎏(前走)
  キングズガード:462㎏/458㎏(前走)
  ケイティブレイブ:492㎏/491㎏(前走)
  ゴールドドリーム:530㎏/516㎏(前走)
  コパノリッキー:550㎏/545㎏(前走)
  サウンドトゥルー:480㎏/475㎏(前走)
  デニムアンドルビー:458㎏/444㎏(前走)
  ニシケンモノノフ:526㎏/514㎏(前走)
  ノンコノユメ:452㎏/444㎏(前走)
  ブライトライン:538㎏/532㎏(前走)
  ベストウォーリア:524㎏/520㎏(前走)
  ホワイトフーガ:512㎏/509㎏(前走)
  モーニン:536㎏/526㎏(前走)

フェブラリーSの過去10年の馬齢別成績・改

 4歳:勝率 6.7%/複勝率 16.7%
 5歳:勝率 26.3%/複勝率 47.4%
 6歳:勝率 3.4%/複勝率 13.8%
 7歳:勝率 0.0%/複勝率 13.3%
 8歳以上:勝率 0.0%/複勝率 10.5%

⇒基本的には求められるスピードへの対応力による偏りだと考えています。4歳馬は2ヶ月前までは3歳馬で3歳限定戦で賞金を稼いできた組が大半を締め、歴戦の古馬達の作り出すスピードに対応しきれないためにあまり成績が上がってきていないと考えています。また、年齢によりスピード能力の低下は避けれませんので、6歳以降になると能力低下によりスピードに対応しきれなくなるために成績が悪くなっているのだと思われます。
5歳馬中心ということで間違いはありませんが、古馬としのぎを削ってきた4歳馬やスピード能力の低下が見られない6歳以上の馬であれば勝負になると判断します。

フェブラリーSの過去10年の脚質別成績・改

 逃げ:勝率 12.5%/複勝率 12.5%
 先行:勝率 15.6%/複勝率 34.4%
 差し:勝率 4.4%/複勝率 20.0%
 追込:勝率 0%/複勝率 7.3%

⇒追い込み馬決着だった2012年がノイズ認定されたことにより、追い込み馬の不振が浮き彫りになりました。今回の出走馬の中では、カフジテイク、サウンドトゥルー、ノンコノユメが追い込み馬となりますが、これらの馬は苦戦必至と判断します。

G1昇格以降のフェブラリーSでの牝馬成績・改

  0-1-2-1-2-10
  勝率:0%/複勝率:18.8%

⇒牝馬未勝利は変わりませんが、複勝率はそれほど悪い数字ではありません。少し古い成績も混ぜての数値ですが、牝馬でもパワータイプの馬であれば馬券対象になっても驚けないと結論付けます。

傾向まとめ

フェブラリーSの傾向

・パワー傾向が高まり馬体重が重い馬有利(指標:480㎏以上)
・スタミナも問われるため、距離延長よりは距離短縮組が有利
・馬齢は5歳がダントツ
 ※古馬に揉まれてきた4歳馬、
  スピード能力に衰えのない6歳以上であれば好走可能
・追い込みはまず届かない、逃げ・先行が断然有利
・牝馬は苦戦、ただしパワータイプであれば好勝負可能

ノイズ発生条件

  ・重馬場などで脚抜きの良い馬場
  ・先行馬総崩れのような展開

⇒今年は天気は晴れ予報で短距離の逃げ馬は不在のメンバー構成ですので、ノイズが発生する条件は満たしていません。傾向にマッチした馬中心の競馬となるとみて問題ないでしょう。

今年の馬券対象馬

出走馬も確定しましたので、上記傾向を早速活用して馬券対象となる馬を絞り込んでしまいます。

出走確定馬

 アスカノロマン(和田)
 インカンテーション(藤岡康)
 エイシンバッケン(岩田)
 カフジテイク(津村)
 キングズガード(藤岡佑)
 ケイティブレイブ(幸)
 ゴールドドリーム(デムーロ)
 コパノリッキー(武豊)
 サウンドトゥルー(柴田善)
 デニムアンドルビー(内田)
 ニシケンモノノフ(横山典)
 ノンコノユメ(ルメール)
 ブライトライン(石橋脩)
 ベストウォーリア(戸崎)
 ホワイトフーガ(蛯名)
 モーニン(ムーア)

馬券対象馬

 アスカノロマン
 ケイティブレイブ
 ゴールドドリーム
 コパノリッキー
 ベストウォーリア
 ホワイトフーガ
 モーニン

馬券対象の馬も決まりましたので、次回は枠順を確認しながら本命馬とそれ以下の馬の序列を付けていきたいと思います。
では、今回はここまでとします。

前々回記事:フェブラリーS予想の下準備
前回記事:買いな馬と消しな馬

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管理人

ぽんなり

ぽんなり

競馬歴18年/一番好きな馬はリージェントブラフ/一番好きな騎手は角田晃一騎手(現調教師)/目標は回収率75%以上(負けは控除率分までに留めたい)
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