一鞍入魂! サラリーマン競馬戦記

NHKマイルC2017_走破タイムから浮かび上がる本命馬と穴馬

calendar

NHKマイルC2017 予想第2弾

前回の検討では、今回のレースの最重要ポイントは高速馬場への対応ではないかと仮定して話を進めましたが、今回はさらに深掘りをしていきたいと思います。

主要レースの走破タイム検討

今回は各レースごとの走破時計を過去の結果と比較することで、例年に比べて時計面で優秀であったかどうかを評価していきたいと思います。参考までに、NHKマイルCの過去10年の前走別成績はこんな感じになっています。

【参考】NHKマイルCの過去10年の前走別成績

  ニュージーランドT:4-1-4-57(勝率6.1%/複勝率13.6%)
  毎日杯:2-1-0-6(勝率22.2%/複勝率33.3%)
  桜花賞:2-0-0-8(勝率20.0%/複勝率20.0%)
  皐月賞:1-3-2-14(勝率5.0%/複勝率30.0%)
  アーリントンカップ:1-0-0-1(勝率50.0%/複勝率50.0%)
  スプリングS:0-2-1-3(勝率0.0%/複勝率50.0%)
  橘ステークス:0-1-1-14(勝率0.0%/複勝率12.5%)
  フラワーカップ:0-1-0-1(勝率0.0%/複勝率50.0%)
  ファルコンS:0-1-0-9(勝率0.0%/複勝率10.0%)
  弥生賞:0-0-1-1(勝率0.0%/複勝率50.0%)

⇒ニュージーランドTが勝利数では優位に立っていますが、これは出走頭数が多いためのものでどのレースが有利ということは特にないと判断します

NZT2017走破タイム

2017年 1:36.0(36.3-35.3)ジョーストリクトリ
2016年 1:33.9(34.9-35.2)ダンツプリウス
2015年 1:34.8(35.0-35.8)ヤマカツエース
2014年 1:33.3(34.0-35.7)ショウナンアチーヴ
2013年 1:34.8(35.7-34.8)エーシントップ
2012年 1:33.2(34.0-35.6)カレンブラックヒル
2011年 1:34.5(35.9-34.6)エイシンオスマン
2010年 1:32.9(34.9-34.9)サンライズプリンス
2009年 1:33.8(34.9-35.4)サンカルロ
2008年 1:35.0(34.5-37.3)サトノプログレス

⇒今年は稍重での開催のために過去10年で1番遅い走破タイムとなりました。比較は難しいのですが、同じく稍重開催であった2015年と比べても1秒2も遅いので、早いタイムではなかったと結論付けておきます。さらに、勝ったジョーストリクトリは鞍上のファインプレーあっての勝利だったため、高い評価は必要ないでしょう。他には、3着ボンセルヴィーソ、5着タイムトリップ、7着タイセイスターリー、10着ナイトバレットが出走予定ですが、本来の走りができなかった馬に関しては評価は落とさなくてよいでしょう。

毎日杯2017走破タイム

2017年 1:46.5(35.2-34.4)アルアイン
2016年 1:47.3(36.3-33.3)スマートオーディン
2015年 1:47.2(35.9-34.7)ミュゼエイリアン
2014年 1:46.7(35.4-35.0)マイネルフロスト
2013年 1:46.2(34.8-35.8)キズナ
2012年 1:49.6(35.8-36.0)ヒストリカル
2011年 1:47.1(34.9-34.2)レッドデイヴィス
2010年 1:49.3(36.6-34.1)ダノンシャンティ
2009年 1:48.0(35.8-34.5)アイアンルック
2008年 1:46.0(35.0-35.3)ディープスカイ
2007年 1:48.0(34.8-34.5)ナムラマース

⇒1800mに距離変更されてから今年は3番目に早いタイム。これを上回る2つのレースの勝ち馬はディープスカイ、キズナという後のダービー馬ということを考えるとタイム的には非常に優秀であったと言えます。勝ち馬が皐月賞を勝ったのも不思議ではなかったということです。こちらの組からは5着のトラスト(1.47.3)と7着のガンサリュート(1.47.6)が出走しますが、かなりのタイム差もありますので強調はできません。

桜花賞2017走破タイム

2017年 1:34.5(34.7-36.2)レーヌミノル
2016年 1:33.4(34.8-34.3)ジュエラー
2015年 1:36.0(37.1-33.5)レッツゴードンキ
2014年 1:33.3(33.8-36.3)ハープスター
2013年 1:35.0(34.8-36.1)アユサン
2012年 1:34.6(34.9-35.3)ジェンティルドンナ
2011年 1:33.9(34.6-35.4)マルセリーナ
2010年 1:33.3(35.6-34.4)アパパネ
2009年 1:34.0(34.9-34.9)ブエナビスタ
2008年 1:34.4(34.6-35.9)レジネッタ

⇒こちらも稍重開催でしたが、1番遅タイムという訳ではありません。良馬場であったらなかなかのタイムが記録されていたのかも知れません。そんな中で好走した4着カラクレナイ、5着アエロリットには高い評価が必要でしょう。共にクイーンCの好タイムでの2着、フィリーズレビューでのレースレコード勝ちのようにスピード決着が得意な下地もありますので、馬場が良ければ前進していたと見れば、今回は好勝負必至と判断します。なお、もう1頭のミズエルテは見せ場のない11着でしたし、持ち時計も乏しいので厳しいでしょう。

皐月賞2017走破タイム

2017年 1:57.8(35.1-34.5)アルアイン
2016年 1:57.9(34.2-35.6)ディーマジェスティ
2015年 1:58.2(35.2-34.7)ドゥラメンテ
2014年 1:59.6(35.6-35.3)イスラボニータ
2013年 1:58.0(34.1-35.9)ロゴタイプ
2012年 2:01.3(35.8-38.4)ゴールドシップ
2011年 東京開催のため除外
2010年 2:00.8(35.4-35.9)ヴィクトワールピサ
2009年 1:58.7(34.8-35.6)アンライバルド
2008年 2:01.7(36.2-35.2)キャプテントゥーレ

⇒レースレコードでの決着ですので、ここでの好走は今回のレースに直結しそうなのですが、このレースからの出走は10着プラチナヴォイス、12着アウトライアーズ、13着トラストとなっています。一見すると悪い結果ですので、全ての馬が評価できなそうですが、プラチナヴォイスは直線で不利も受けていますので情状酌量の余地があるかもしれません。特に未勝利戦をレコード勝ちしているようにスピード決着も歓迎のクチですので、初の左回り、初のマイル、乗り替りがプラスに働くようであれば勝負になると判断します。

アーリントンカップ2017走破タイム

2017年 1:34.1(35.3-35.0)ペルシアンナイト
2016年 1:34.1(34.4-35.0)レインボーライン
2015年 1:35.9(35.6-35.1)ヤングマンパワー
2014年 1:34.0(35.2-35.2)ミッキーアイル
2013年 1:34.8(35.9-34.1)コパノリチャード
2012年 1:36.3(36.5-35.2)ジャスタウェイ
2011年 1:34.2(35.4-35.1)ノーザンリバー
2010年 1:34.8(36.3-35.2)コスモセンサー
2009年 1:35.6(34.8-36.4)ダブルウェッジ
2008年 1:34.6(35.2-36.2)ダンツキッスイ

⇒過去10年で歴代2位タイの好タイムを記録しています。勝ったペルシアンナイトが時計勝負となった皐月賞で好走できたのも納得です。今回は2着のレッドアンシェルが出走してきますが、ペルシアンナイトとは0.5秒差の2着ですのでそれほど強調はできません。また、5着のジョーストリクトリと7着のキョウヘイについては完全に時計勝負への適正のなさを露呈した結果ですので、今回は厳しいと判断します。

スプリングS2017走破タイム

2017年 1:48.4(36.4-36.3)ウインブライト
2016年 1:48.1(36.0-36.2)マウントロブソン
2015年 1:49.1(36.7-34.5)キタサンブラック
2014年 1:48.4(35.8-36.0)ロサギガンティア
2013年 1:47.8(36.8-35.6)ロゴタイプ
2012年 1:50.7(37.5-36.4)グランデッツァ
2010年 1:48.2(35.8-35.6)アリゼオ
2009年 1:50.8(36.6-35.2)アンライバルド
2008年 1:48.9(36.3-35.6)スマイルジャック
2007年 1:49.0(36.0-36.7)フライングアップル

⇒今年は並みの走破タイムでしょうか。特に強調できる点はありませんが、皐月賞の際にも取り上げた3着プラチナヴォイスは直線大きく斜行しての結果ですので、そういった面が出ずに普通に走れるようであれば好走する可能性はあるのかなと。他馬に関しても時計勝負決着ではなかったので、今回のレースで条件が大幅にプラスになるようであれば可能性はあるとしておきます。

橘ステークスS2017走破タイム

2017年 1:21.2(34.3-35.3)ディバインコード
2016年 1:20.8(34.0-35.3)オデュッセウス
2015年 1:20.2(34.2-34.8)マテンロウハピネス
2014年 1:19.6(33.9-34.9)タガノブルグ
2013年 1:21.3(35.0-34.6)シャイニープリンス
2012年 1:22.1(34.8-35.4)ガンジス
2011年 1:22.0(34.6-35.7)ツルマルレオン
2010年 1:20.6(34.4-34.9)エーシンダックマン
2009年 1200mで施行のため除外
2008年 1200mで施行のため除外

⇒今年は並みの走破タイム。1400m戦に変更となってからは最速タイムの年のタガノブルグが2着に来たのみですので、勝ったディバインコードが出走してきますが、例年並みの走破タイムでは強調はできません。

ファルコンS2017走破タイム

2017年 1:21.1(34.0-35.3)コウソクストレート
2016年 1:25.0(33.3-39.7)トウショウドラフタ
2015年 1:22.9(34.4-36.9)タガノアザガル
2014年 1:21.2(33.0-36.3)タガノグランパ
2013年 1:22.2(34.9-35.5)インパルスヒーロー
2012年 1:24.0(34.8-36.8)ブライトライン

⇒1400mになってからは歴史が浅いのと、天候が悪いことが多いために参考になるレース数は少ないですが、今年は過去最速を記録しました。その後にダービー4着のタガノアザガル、NHKマイルC2着のインパルスヒーロー、今を時めくヤマカツエースなどを輩出したレースですので価値はある気がしています。あとは距離が伸びてどうかの検討が必要というところでしょうか。

クイーンC2017走破タイム

2017年 1:33.2(34.8-34.1)アドマイヤミヤビ
2016年 1:32.5(34.4-34.7)メジャーエンブレム
2015年 1:34.0(35.1-35.1)キャットコイン
2014年 1:35.7(36.0-34.7)フォーエバーモア
2013年 1:34.6(36.0-34.3)ウキヨノカゼ
2012年 1:36.6(36.6-33.9)ヴィルシーナ
2011年 1:35.4(35.1-35.2)ホエールキャプチャ
2010年 1:34.4(35.0-35.2)アプリコットフィズ
2009年 1:35.7(35.9-34.9)ディアジーナ
2008年 1:35.5(35.3-35.3)リトルアマポーラ

⇒昨年は驚異のタイムでの決着となりましたが、勝ったメジャーエンブレムはNHKマイルCも制覇する結果となりました。昨年よりも前半3ハロンが0.4秒遅いことを考えれば今年も十分に威張れるタイムと言えます。そんな中、強気な競馬で0.1秒差の2着となったアエロリットは評価して然るべきでしょう。予想通り時計勝負となってくれればかなり確勝級なのではと考えています。

まとめ

今年の3歳戦で好タイムが記録されたのは、毎日杯、皐月賞、アーリントンC、クイーンCとなります。この中で好走ができた馬には高速決着予想の今回は重い印を用意する必要がある判断しています。特にダントツの持ち時計を誇るアエロリットにとっては非常に恵まれたメンバー構成であると思っています。穴ならば1800mの未勝利戦をレコードで駆けたプラチナヴォイスでしょうか。

応援クリックお願いします!

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




管理人

ぽんなり

ぽんなり

競馬歴18年/一番好きな馬はリージェントブラフ/一番好きな騎手は角田晃一騎手(現調教師)/目標は回収率75%以上(負けは控除率分までに留めたい)
[詳細]

folder 競馬場参戦

中山参戦準備
more...